リズムキープ力を付けよう!
今日はリズムキープ力をつけるトレーニング法の一つをご紹介します。
リズムキープ力とは?
一定のリズムをキープし続ける能力、の事ですね!まんまです^^
メトロノームが無くても一定のテンポをキープ出来ないと、曲の始まりと終わりでテンポが違ってしまいますからね。
とはいえ筆者も長めの曲で盛り上がってくると、後半随分走ってしまう事もあります、、、汗
さて、リズムキープ力をつけるトレーニングとしては、一般的には「メトロノームに合わせて練習する」
という方法がよく使われます。
ところが!
メトロノームをつけて練習しても、結局メトロノームが無いとテンポがずれちゃう、なんて事になりがち…
だって、メトロノームは一拍ごとにずれると修正してくれちゃうから。
◉よれよれなリズムな人が、安定したリズムを身につける。
◉難しいリズムパターンをテンポどおりに演奏する。
なんて時には、まず普通にメトロノームに合わせる練習が最適です。
しかしもう一歩踏み込んで、
8小節単位とか、曲全体といった、大きな範囲でのリズムキープを身につけるにはどうしたら?
それは、「鳴らす場所を減らす!」ことです。
例えば4拍子のリズムで、今まで4拍鳴らしていたところを、、、
2拍に1回に減らす!
さらに1小節に1回に減らす!
もっともっと!2小節に1回!!
下にいくほど、どんどん難易度が上がります!
メトロノームが鳴っていない時間こそが、自分でリズムをキープする力がつく時間
というわけです。
ここまでは、市販のメトロノームのテンポを半分にするだけでも出来ます!
さて、ここからが本題です
ただ拍子を中抜きしていくだけだと、何か難しい。
基本のリズムをキープするのにはあと一つ踏み込んだパターンを、、、
というわけで、
リズムキープ力をつける最強メトロノームメソッド!!
を考えてみました。大袈裟(笑)
それがコチラ↓
最初の1小節は音がなりますが、次の1小節は無音です。
無音の1小節でキープできていたかどうかを、戻ってきた音アリ1小節で確認する、このループですね!
1小節は4拍しっかりと音が鳴ることで、中抜きパターンよりも、リズムのヨレをしっかりと戻しつつのトレーニングになります。
難易度を上げて、
1小節音アリ、3小節音ナシ
1小節音アリ、7小節音ナシ
↑これはテンポキープ力鍛えられますよ~
バンドで演奏する方で、「リズムキープはドラムの役割」なんて思っている方もたまにいますが、これは大きな間違い!
リズムキープは各々で、そして全員でしましょう。
ギター、ベースはもちろん、ボーカルにもとても大切な力です。
最後に、いくつかのテンポ、バージョンで、練習用の音を置いておきます。
このページをブックマークしたり、音をダウンロードして使ってみて下さい!
無料の楽譜作成ソフトでも簡単に作れますので、色々なリズム、パターンで試してみて下さいね!
リズムキープ練習用midiファイル
各パターンごとに、60~200までのテンポをご用意しました。
①1小節目は4拍カウント、2小節目は休みのパターン
2-1-1-60 2-1-1-70 2-1-1-80 2-1-1-90 2-1-1-100 2-1-1-120 2-1-1-140 2-1-1-160 2-1-1-180 2-1-1-200
②1小節目は4拍カウント、2~4小節目は休みのパターン
4-1-3-60 4-1-3-70 4-1-3-80 4-1-3-90 4-1-3-100 4-1-3-120 4-1-3-140 4-1-3-160 4-1-3-180 4-1-3-200
③1小節目は4拍カウント、2~8小節目は休みのパターン
4-1-7-60 4-1-7-70 4-1-7-80 4-1-7-90 4-1-7-100 4-1-7-120 4-1-7-140 4-1-7-160 4-1-7-180 4-1-7-200
④1~4小節目は4拍カウント、5~8小節目は休みのパターン
4-4-4-60 4-4-4-70 4-4-4-80 4-4-4-90 4-4-4-100 4-4-4-120 4-4-4-140 4-4-4-160 4-4-4-180 4-4-4-200
⑤1~4小節目は4拍カウント、5~16小節目は休みのパターン
4-4-12-60 4-4-12-70 4-4-12-80 4-4-12-90 4-4-12-100 4-4-12-120 4-4-12-140 4-4-12-160 4-4-12-180 4-4-12-200