"子供のレッスンについて その1"もお読み下さい▼
子供に楽器を習わせたい
さて、楽器は何歳から習い始めたらよいのでしょうか?
身体の成長具合によって、楽器を始めるのに適した年齢は、楽器ごとに異なります。
ピアノ・バイオリン…3~4歳から
最もポピュラーな楽器、ピアノ
そして、花形楽器、バイオリン
この二つは、最初期に始められる楽器の代表ですね。
バイオリンは子供用に、細かくサイズが分かれているのに対し、ピアノは最初から大人用のものを使います。
この対比は面白いですね。
トランペット、フルート、サックス等の吹奏楽器…10歳くらいから
これらはまず歯が全部永久歯に生え変わってからですね!
中学校の吹奏楽部で始める、という方が多いと思います。
歌…女性は10歳くらいから、男性は14歳くらいから
身体が出来上がるまで、特に男性は声変わりが終わるまでは、喉を痛めないよう、あまり練習時間を割くことが出来ないため、このくらいの年齢が目安となります。
ギター…7~8歳から
ギターも実は子供用のモデルがあり、割と早くから習い始めることができます。
チェロ…7~8歳から
ピアノ、バイオリンなどを習っていて、途中からチェロを習い始める、という方が大半です。
ドラム…3~4歳から
ドラムは音程がない分、子供もリズムだけに集中して上達しやすい楽器の一つです。
ただ、音感は育ちづらいので、ピアノなど他の楽器も習っておきたいところですね。
どの楽器を習うにせよ、子供の頃にまずピアノを習っておくと、音感や譜読みの力を生かせると思います。
特に、歌は他の楽器と違い、音程が目で見えないので、ピアノとの併用をおすすめします。
必要な練習時間は!?
さて、子供にはどのくらい練習させれば良いのでしょうか?
ここでは小さい頃から始められるピアノとバイオリンに絞ってお話したいと思います。
ざっくりとですが、
子供をプロにしたい!…毎日4~5時間
「〇〇ってプロは、一日1時間くらいしか練習しなかったらしいよ…」
そんなレアケース挙げても無意味ですから!!
毎日4~5時間やりましょう。
プロを目指すなら、実績重視!プロを沢山輩出している著名な先生に習いにいきましょう。
1レッスン2万円くらいが相場と思われます。
プロまでいかなくても、人前でいっちょまえに弾けるようにしたい…毎日2~3時間
意外と時間かけなきゃダメなの?
そうなんです。楽器のレッスンって他の習い事と違って、毎日たくさん練習しないと上達しないんです。
無理せずやって、大人になってから趣味で出来るくらいのレベルにしたい…毎日1時間以上
ここが最低ラインです。毎日最低1時間。
それより少ないと、続いても中学高校あたりの受験あたりで止めてしまい、大人になってから「子供の頃はバイオリン習ってたこともあったなあ」というレベル、無駄になってしまいます。
音丸ミュージックでのレッスンは練習効率高め、レッスン代そこそこ高めですので、練習あまりしない子供は正直向いてません。
大手の教室にダラダラ通って、楽器は身にはつかないけれど、友だち作りくらいにはなる、という方向をオススメします。
子供はまだ自己実現欲求が少ない!
マズローの欲求5段階節にもありますが、子供は「つらい練習は数年後の成長のためにある」という計算がまだ出来ません。
その日の気分で練習したくない日もあるでしょう。
でも、「楽器は1日練習しないと取り戻すのに3日かかる」なんて言われたりもします。
もちろん中にはほっといても練習する子供もいますよ?でもそれはレアケースだと思って下さい。
小学校卒業までは、強制毎日1時間練習。
それが大人になってから趣味レベルで楽しむために最低必要な練習時間です。
楽器を習わせるには熱心な親の力が不可欠です!
やりたくない日も含め、計画的に、練習時間を確保して下さい。
どうやって子供を乗せるか?
各家庭ごとに教育方針は差があるので、一概には言えませんが…
やはり有用な手段はアメとムチでしょう。
子供のモチベーションを下げないためにも、アメは大きく、ムチは小さく
アメのあげ方
まずは褒める。毎日練習をやったことを褒める、喜ぶ。
レッスンに行ったことを褒める。
何よりコストがかかりません。
それから、
- 毎週のレッスンが終わったら、好きなお菓子を買ってあげる。
- テキストがある程度進行したらご褒美を買ってあげる。
- 発表会が終わったらご褒美を買ってあげる。
子供は上達による喜びよりも、目の前の報酬のほうにすぐに飛びつきます。
子供はモノで釣りましょう(笑)
ムチ
ムチは難しいです。怒りすぎて爆発しちゃうと手が付けられなくなったりしますしね。
ムチは少なめで効果があるものが好ましいですが、各家庭の裁量にゆだねるしかない部分も大きいです。
練習しなかったことを悲しむ、嘆く、というのは手段の一つかもしれません。
さて、子供に楽器のレッスンを習わせる、という事は、意外に膨大なエネルギーが必要だということがお分かりいただけましたでしょうか?
それでもやっぱり楽器を習わせたい!という親御様。
是非音丸ミュージックにご相談下さい!