子供のレッスンていつから始めたらいいの!?
結論から言うと、始めるのは速ければ速いほど良いです。
まず最初に出来ること。
"耳の使い方"のコラムも合わせてお読み下さい▼
「耳の使い方」のコラムでも、「良い音楽に触れる」というのがありましたが、幼少期はは驚くほど耳が良いです。
特に、言語を習得する4~5歳までは、人生で一番耳を使っています。一日中日本語勉強してるようなもんですからね。
というわけで、まずはなるべく毎日一流の演奏を聴かせてあげましょう。
最初は興味を持たないかもしれませんが、それが日常になるようにしましょう。
音楽の才能は遺伝、なんて考え方もありますが、幼少期の鑑賞の環境が大きいのではないかと私は考えています。
1~3歳頃までの音楽教育
楽器の種類はとても沢山あり、大人用から子供用のサイズが整備されているもの(バイオリンなど)から、大人でも子供でも同じ楽器を使うもの(ピアノ)があります。
とはいえ、3歳くらいまではまだ本格的な楽器に触れるのは難しいかもしれません。
では、何をやったら良いのでしょう?
・まずは歌!
音程、リズム、言語、全ての習得に役立ち、最初から始められる歌は、基本ですね。
親御さんも楽しんで、たくさん一緒に歌ってあげましょう。
親が楽しくやっている事には、子供も自然と興味を持つものです。
少し上で、遺伝のことを書きましたが、親が音程なりリズム感が悪いと、それを引き継いでしまうのは、この辺にあるかもしれません。「血」ではなく、「親が音楽を経験していたか」というのは、子供の音楽の能力の成長に割りと大きな影響がありそうです。
どんな楽器をやらせてあげたらいいの?
①打楽器。
手作りもよし、気に入ったキャラクターのを買ってくるもよし。
わりと何でも良いですが、叩いたりして音を出すときに、強さで音量の違いがハッキリ出るものをオススメします。
子供向けの電子ドラムなんかだと、叩いた音量を反映する機能が付いておらず、どんな強さで叩いても一定の音量しか出ない物があり、そういうものですと、音量をコントロールする力の習得を阻害してしまいます。
②音程の違いが出る楽器
これは楽器によっての差が大きくあります!
一番重要なのは、正しい音程が出る楽器であること、です。
子供向けの楽器の中には、ピアノみたいな配列をしつつも、ピッチがあまり正確で無かったり、気温などの影響で割と変化しやすいものなんかも多くあります。
しかし、そういう楽器は音感の習得の妨げになってしまうので、避けましょう。
次に、良い音色がする楽器、を勧めます。
良い音色って??
こちらも電子楽器の話になりますが、スピーカーの音が割れがちなものが結構あるんですよ。
イメージで構いません。なるべく澄んだ音がするものを選んでみて下さい。
幼児期にオススメの楽器3選
幼児期にオススメする楽器を3つ選んでみました。
ドレミパイプ
叩くと音階が出る、筒状の打楽器です。
わーきゃー叩くところからはじめて、だんだん家族で合奏なんかも出来ると楽しいですね!
リトミックの現場でもよく使われる楽器です。
プロがやるとこんな感じに!すごーい!!
ソナー グロッケンシュピール NG10
鉄琴は、種類が豊富で、特に子供向けのものはカラフルな商品がたくさんあります。
しかし、音色にこだわるならこれがオススメ。
もし楽器屋さんで見かけたら試してみて下さい。
欲しくなりますよ!
スズキ エアーウェーブ AW-1
ハーモニカです。
吹いたり吸ったりして音が出る。これも子供の音感教育に最適です。
ただ、最初はかなり難しい…
大人も一緒に練習してみましょう。
番外編! ヤマハ PSS-A50
番外編です。
鍵盤を押した強さで音量が変わる、タッチレスポンスという機能は非常に大事です。
玩具か楽器かを分ける大きなポイントでしょう。
そのタッチレスポンス機能が付いているキーボードの中でももっとも安価なのがこちら。
2019年11月に発売されて、あっという間に売り切れに…
1万2千円と、子供のおもちゃにしては高いんですが、このキーボード、この値段にしては機能がすごすぎます!
大人でも十分使えるし、ハッキリいって、5,000円~1万円くらいの他のキーボードが全てゴミに思えます(笑)
再販を心待ちにしています。
他にもたくさんいい楽器があると思います。
楽器って、出会いです。
楽器屋さんに行って、これ良いかも?と思う感覚も大事にしてみて下さい。
幼児が行くべき音楽教室は?
幼児教育といえばまずはリトミック教室。
リトミックとは?
音楽の基礎だけでなく、考える力、創造力、集団生活への適応などを身に付けることを目的とした、幼児期に人気の習い事です。
0歳から受け入れているところもあり、お母さんのストレス発散にも良い効果があるようです。
リトミック教室の選び方
リトミックは講師の指導力がかなりまばらです。
一口に大手が良いとも言えませんし、近所のリトミック教室を片っ端から体験してみましょう。
教室を選ぶ上で重要なポイント
1.雰囲気
親子共にに楽しめるかどうか。重要なポイントです。
特に子供のストレスとなってしまうくらいだったら、無理にリトミック教室に通わなくてもいいかもしれません。
2.講師と生徒の人数バランス
生徒が多いのに講師が少ないと、単純に目が行き届かなくなります。
3.楽器
前述にもありますが、良い楽器を使っているかどうか。これは音感を良くするためには重要です。
やはり先生が弾くピアノもキーボードより生ピアノの所のほうが断然良いですね。
4.費用
1~3までを踏まえて、月謝が無理なく払える教室を探してみましょう。
いい先生に出会えるといいですね!
"子供のレッスンについて その2"もごらん下さい▼